自閉症スペクトラムの方々は時に、感覚過敏と関連があると思われないような行動をとるときがあります

 

偏 食
  • 味覚や食感が過敏であることが原因かもしれません。あるいは口の周りで食べ物を感じることができないことが原因の場合もあります。
  • ピューレ状にしてみるなど食感を変えてみたり、タオル、毛布、歯ブラシやいろんな食べ物を使ってみることが解決策につながるかもしれません。笛を吹いたり、シャボン玉など口を使う活動もよいでしょう。

なんでも噛む
  • 噛むことで心が落ち着く場合、あるいは噛み心地を楽しんでいることが原因も場合もあります。
  • ラテックスフリーのチューブやストロー、噛みごたえのあるお菓子(冷蔵庫で冷やす)

 ぬりつける
  • 便の手触りが好き。あるいはにおわない。
  • ゼリー、コーンフラワーと水(片栗粉と水)を使うように導く。別のにおいの強いものを渡す。

 特定の洋服を着ない
  • 肌触りが苦手。
  • 洋服を裏表に着せ縫い目があたらないようにする。タグやラベルを取る。本人が心地よいと思う洋服を着せる。

 寝つきが悪い
  • 感覚(特に視覚と聴覚)をシャットダウンすることが困難
  • 遮光カーテン、重みのある毛布、音楽で外部の音を消す

 教室で集中するのが難しい
  • 音など気が散るものが多すぎる。(声、ベル、床がこすれる音)あるいは視覚的にも人、絵など外部からの刺激が多い。鉛筆を持つことが硬かったり冷たかったりで不快な場合も。
  • ドアや窓から離れた場所に席を設ける。可能な場合は仕切りやスクリーン、あるいは家具で個人で集中できる場所を設ける。いろんな材質の鉛筆を試してみる。 

 支援できる専門家

作業療法士(OT

感覚障害の方ができるだけ自分で対応できるようになっていくために、プログラムを用意したり、環境を整えたりします

 

言語聴覚士

外部刺激を使って言語的なやり取りをサポートします。

 

音楽療法士

楽器や音を使い、感覚機能を養います。通常聴覚機能になります。

 

 感覚刺激空間(スヌーズレン)

スヌーズレンは感覚機能やを刺激し、発達、調整させます。

幼稚園や保育園、学校、地域のサービス、病院で提供していることがあります。

家庭でスヌーズレン・ルームやスヌーズレン・コーナーを作ることもできます。

 

スヌーズレンの例:

  • リラクゼーションミュージック
  • 振動するクッション
  • 光ファイバー
  • ミラーボール
  • バブルチューブ・ウォーターランプ
  • ウォーターベッド
  • 触って学べる壁
  • ディスコライト
  • プロジェクター
  • スイッチ、動き、音響、圧などで動く機器

(参考:スヌーズレンとはhttp://snoezelen.jp/snoezelen.html